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鈴木徹という生き方#08 
自分の感情をコントロールするためには…の巻

■ストレスを溜めないためにも、“やりがい”を見つけよう!

 人は自分の感情をコントロールするために、様々な手段をとります。分かりやすい例でいえば、お酒とタバコといったところでしょうか。ストレスが溜まると、自然とお酒の量や飲む回数、たばこの本数などが増えますよね。ストレスを発散して、感情をコントロールする術があるというのはいいことです。しかし、それと引き換えに体の健康を削っていることを考えると…オススメできません。それだったら、体が健康になる趣味を持ったほうがいいと思います。でも、趣味が多すぎるというも考えものです。だって、それは仕事に集中できていないということになりますから。所ジョージさんのように趣味を仕事にする人は別ですけどね(笑)。
 僕の場合、お酒は年に数回の付き合い程度で、タバコはいっさい吸いません。最近、良く本を読むようになりましたが、これは気分転換というよりは知識の幅を広げるためにしているものなので、これといった趣味もありません。気分転換に○○に行ったり、○○をしたりというのは、年間を通してもほとんどないのです。それで、家族にブーイングを浴びていることもありますけどね(苦笑)。正直なところ、自分の感情をコントロールするような必要性にかられないのです。
 もちろん個人差はあるでしょうが、やはり組織の中でなく、個人として仕事をしているからというのも大きな要因かもしれません。ですが、世間では多くの人が組織の中で仕事をしています。ときには上司の顔色を窺いながら仕事をしたり、無理に笑顔を作り接客することもあるでしょう。これでは感情をコントロールするどころか、ストレスが溜まるいっぽうです。でも、組織の中で仕事をしていてもストレスが溜まりにくい方法があるのです。それは?仕事にやりがいを見つける?こと。僕は学校へ講演に行く機会があるのですが、その現場で色々な先生方を見て、その方法を知ることができました。
 教師という仕事は、一般企業での仕事に比べて評価がされにくいこともあり、やりがいを見出すことはけっこう大変だそうです。ですが、どの学校に伺ってもバイタリティー溢れている教師たちがいます。教科を訊くと、大抵が“体育”なのです。みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか。体育教師は生徒指導や部活動でストレスを発散している!?というのは冗談ですが、きっと「生徒をオレの力で正すんだ」とか「県大会で優勝するんだ」といったような目標が立てやすいということがあるのでしょう。

■目標を持って毎日を生きる。没頭できる仕事を探そう!

 あなたは、仕事を天秤にかけたときに、やりがいで仕事をしますか? それとも生活のために仕事をしますか? 僕も含めた前者は、収入的には恵まれていないかもしれないけど、心は充実していることでしょう。逆に後者は、安定した収入はあるけれど、心が不安定なのでは?  それでは当然、感情をコントロールするのも難しくなります。最近、キレやすい人が増えたと言われ、その主な原因として「忍耐力が足りないから」と言われていますが、ボクの考えは…NOです。忍耐力が足りないのではなく、常にストレスが溜まった状態で生活をしているからだと思うのです。それが、ふとしたときに爆発してしまい、事件へと繋がってしまうのでしょう。
 わが国は近年、仕事のスタイルをはじめ、食事や治安、事件の内容など、あらゆることが欧米化してきているような感じを受けます。でも、その時代の変化に対応できていない人が増えているのは日々のニュースをみていれば一目瞭然です。どんなに周りのスタイルが変わろうとも、大事なのは“目標を持って毎日を生きる”こと。しっかりとした目標さえもっていれば、少しくらい上手くいかないことがあっても「今は次の段階へいくためのステップ」と思えます。上司の心無いひと言にイラッとすることもなくなるでしょう。
 感情をコントロールするというのは、非常に難しいことです。とくに、マイナスに働いてしまった感情をプラスに持っていくのは、並大抵のことではできません。であれば、最初からコントロールしなくても良い、なるべくフラットな状態でいれるよう心掛けるべきでしょう。もしもアナタが今の仕事に対して何も目標を掲げることができず、やりがいを見つけられないというのであれば、思い切って転職するのもひとつの手かもしれません。そして次の仕事は、ぜひ時間を忘れて没頭できるものを探してください。そうすれば、ストレスを感じることもなくなり、自分の感情を無理にコントロールする必要もなくなるはずですからね。