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男女問わず“タフ”な人材が求められている昨今。自分の弱い気持ちに打ち勝ち、いつでも“ドキドキ・ワクワク”しながら毎日を過ごすには、どうしたらいいのか…。そのためのヒントが盛りだくさんの“拓蔵アニキ”の生き様から、何かを感じとってみて!

#08
贅沢は最後の楽しみ!? お金以上に重要な人生経験!!

 ウチの会社に、22歳のアルバイトがいる。仕事は早いし、真面目で学習能力も高い。そろそろ社員にならないかとの声もあるんだけど、本人は至って興味なし。現在の彼の給料は約30万円で、同世代の人から比べるとかなり高い。もしうちの社員になれば給料は今よりもずっと下がってしまうから、彼はこのままアルバイトとして続けるようだ。
 アルバイトなら仕事の範囲が限られるし、評価が給料に反映されることも少ない。給料はあくまで労働時間でしか算出できないからね。社員であればできる・できないにかかわらず、ある種の強制力が行使されるから雑用も含め多くの仕事と責任を背負わされることになる。当然「こんな安月給でやってられない!」となることも多くなると思うんだよね。
でもね、アルバイトの実績や経験なんて本人が思っているほど会社は評価しないのが現実。新卒なら別だけど、一般的な就職、転職活動にはあまり役に立たないよね。社員としてどれだけ踏ん張ってきたかが本人の評価になると思うんだ。
 もちろん、“若いうちは金は不要だ”とか“仕事は金じゃない”などときれいごとを言うつもりはないよ。だけど、学歴、コネ、資格、容姿など全てが揃っていない限り、楽して稼ぐなんて夢のまた夢なんだよね。アルバイトでも稼ぐことができるのは若いうちだけ。だからどこかで一度、技術や能力、人脈を培う時期がないと一生報われなくなくなるよ。
 ボクの場合、良くも悪くも安月給だったんだよね。仕事は金じゃないって本気で思ってたし、損得抜きで仕事を覚えてきた。その小さな積み重ねが今につながって、5年間も放浪したわりには笑って暮らしているんだ。若い時の苦労が役に立っていると思うよ。自信を持つことは大切だけど、過信は要注意。一般人である以上、最低でも人並みの努力と苦労がないと成功はありえないよ。仮に給料に不満があっても、可能性の貯金だと思って経験を積むことも大切じゃないかな。