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男女問わず“タフ”な人材が求められている昨今。自分の弱い気持ちに打ち勝ち、いつでも“ドキドキ・ワクワク”しながら毎日を過ごすには、どうしたらいいのか…。そのためのヒントが盛りだくさんの“拓蔵アニキ”の生き様から、何かを感じとってみて!

#04
挑戦は最大の防御!? 広く浅くが小市民の生きる道!!

 ボクが勤めている会社で、先月2冊目のフリーペーパーを創刊したんだ。10代後半から20代の女性にターゲットを絞ったフリーペーパーで、メインはビューティーページ。美容室やネイルサロンのショップ紹介が中心で、今までボクらが扱っていた内容とは明らかに違うんだよね。
 おまけに男性営業マン主体の会社だから、みんなどうしていいのかわからず、ボクを含め担当者以外は全員知らんぷり。だけど、締め切りが迫り創刊延期の噂が流れ出すと、社員一斉に「ビューティーページを埋めろ」とのミッションが下ったんだ。
 幸いボクには編集の経験があったから、取材のアポ取り自体は得意なんだけど、問題はジャンル。ネイルサロンなんてボクにはまるでわからない世界だし、どの店にも若い女性スタッフしかいない。恥ずかしいやら居心地悪いやらで取材中は冷や汗びっしょりだよ(笑)。さらに大変なのはその後。予備知識が全くない業界の記事を書くわけだからね。夜な夜なインターネットを使ったり、ファション誌を広げたりするわけ。そして使えそうな単語やキャッチコピーをピックアップしてつなぎ合わせる。まじめな顔で“キラカワアート”だの“ゴージャス愛されネイル”だのと書いていた自分は、今思い出しても恥ずかしいよ(笑)。
 それでも出来上がった記事を読み返してみると、書いたことが知識として残っているから不思議だよね。結局ボクの作った5つの原稿はどれも直しが入らず、誰よりも早く校了(原稿が完成すること)できたことは大きな自信になったよ。一方、ほとんどの社員は「苦手だ」「誰かがやるだろう」と命令を無視。ズルイ奴ってどこにでもいるよね。別に給料アップにつながるわけじゃないけど、ボクは仕事の守備範囲を広げられたことがプラスだと思っている。好きなことや得意なことだけ伸ばせばいいのは趣味の世界。ボクらは超一流の職人やプロスポーツ選手じゃないわけで、組織で生きていく上では小技を数多く持つことが、自分を助ける一番の防御術だと思うよ。