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男女問わず“タフ”な人材が求められている昨今。自分の弱い気持ちに打ち勝ち、いつでも“ドキドキ・ワクワク”しながら毎日を過ごすには、どうしたらいいのか…。そのためのヒントが盛りだくさんの“拓蔵アニキ”の生き様から、何かを感じとってみて!

#01
「やばい」「まずい」を瞬間冷却!パニックの3分クッキング♪

 ボクがテレビ番組の制作会社でADをしていた時のこと。ロケ当日に大寝坊をしたことがあったんだ。集合時間はとっくに過ぎている。もう頭の中はパニックで「どうしよう、どうしよう」という言葉しか浮かばない。同行する先輩をたたき起こし、状況をまくしたてると、なんとその先輩、眠気眼をこすりながら悠々とたばこに火をつけた。そして一言、「20分後に出発な」。それからゆっくりと一服を終え会社を出ると、タクシーの中で次々と電話をかけ、寝坊したこととスケジュールの変更を伝え始めた。結局ディレクターには怒られたけど、無事ロケを終えることができたんだ。
 先輩のあの冷静さと図太さには感心したよ。それ以来、何か起こったらまずは一服するようにしてるんだ。頭の中から「やばい」「まずい」という文字を消し去り、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の順番を決め、内容を整理し伝える。自分のミスで迷惑を被るのは相手でしょ。だから怒られるのは当然で、肝心なのは状況を説明し対処法を伝えること。「〇〇したので、〇〇します」。実際に走り出すのはそれからで充分。走ってミスをカバーできるか、ミスを大きくするかは、冷静な判断に基づいているどうかだと思うんだ。
 でも、言葉では理解できるけど実践するのは難しいんだよね。だからボクはタバコを吸うんだ。冷静になるための“儀式”としてね。これで意外なほどクールになれるんだよ。コーヒーでも、アロマオイルでも常に携帯しているものなら何でもいいから試してみて。
 4月は就職や転職で新たなスタートラインに立った人も多いと思うけど、皆さんはこれから未知のパニックと焦りに遭遇することが多々あると思うんだ。そんな時でも自分流の“3分儀式”さえ決めておけばなんとか対応できるよ。そうそう、怒りも言い訳も何の役にも立たないけど、ミスを料理した数は確実に成長につながるということもお忘れなく。